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取引審査の信頼を高める「相関図思考」と「コミュケーション」

~『取引審査ビルドアップ講座』のご案内~

 

2024年7月23日(火)13:30~14:15 登録不要


■「加担しない審査力」をビルドアップする:相関図思考とコミュケーションの重要性

 

 なぜ、取引審査において「相関図思考」と「コミュニケーション」が重要なのでしょうか。

 それは、自社が反社会的勢力やマネー・ロンダリングに加担してしまうことを防ぐために必要な要素だからです。

 

 ある会社の古参の与信審査パーソンのAさんは新規取引先のX社について次のような取引判断をしました。

 「X社は新設されたばかりだが資本金は1億円もある。その代表者Uは若手ながらも東京・六本木に高級タワーマンションを担保無設定で所有している。しかも取引の代金は前払いで支払うと言っている。ウチの会社にとってリスクはない。よって取引を可とする。むしろ、このようなリッチな会社とは積極的に取引を推進すべきである」と。

 

 X社は、たしかに与信リスクすなわち代金回収の観点からはリスクは低い先といえそうです。

 しかし、マネー・ロンダリングの観点からは極めて慎重な審査が必要な相手となります。何故1億円を用意でき高級マンションを所有できるのか。もしかすると特殊詐欺など犯罪収益を元手としている可能性もあるからです。X社と取引することにより、自社の商材が詐欺グループの道具に使われたり、犯罪収益の洗浄に利用されてしまうかもしれません。

 

 古参のAさんのように与信だけを専門領域としてきた審査パーソンはマネー・ロンダリングの視点が欠如しがちです。中には「脱税するくらい儲かっているなら倒産しないだろう。取引しても大丈夫」などと判断する審査パーソンもかつて存在しました。さすがにコンプライアンスが叫ばれている昨今においては、こうした考え方は絶滅しつつありますが。

 このように与信とマネー・ロンダリングのリスクは時にトレードオフの関係となります。これが取引審査において横断的な視点が必要となる一つの理由です。この横断的視点の養成は『講座』において重要なテーマとしています。

 

 さて、このX社を調べる際に、その社名や登記役員だけをネットやデータベースで検索しても、多くの場合ネガティブな情報は出てきません。当たり前です。詐欺グループなど反社会的勢力は、検索すればすぐに不芳情報がヒットするような社名や人物をフロントに出すはずがないからです。なお、こうした会社は、実体のない単なるペーパー会社(ペーパカンパニー)であることが多く、一般的な信用調査会社にデータはありません。

 

 そこで重要となるのが「相関図思考」です。すなわち、X社およびその役員を起点とした周辺人脈を調べ相関図を描きリスクを見立てていく分析方法(視点)です。リスクの世界では断定情報にたどり着けない中での「見立て力」が重要となります。営業など取引申請部門に対してリスク(見立て)を説明するのに相関図は有効な武器となります。リスクが可視化されますので、申請部門への説明が容易となり議論が促進される効果が期待できます。その際、申請部門との話し方や社会学的知見など理論的裏付けを含めた「コミュニケーション」が審査部門の説得力を補強するのに重要な要素となります。

 

 このような「相関図思考」と「コミュニケーション」を主軸に据えたのが『取引審査ビルドアップ講座』です。

 本無料セミナーはこの『講座』のご案内を目的としています。 

 

■ライブ配信日時(2024年)

・7月  23日(火)13:30~14:15

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■登壇者

 泉博伸(アクティブ株式会社代表取締役)

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