相関図を武器に、反社・マネロン・詐欺・与信・不正に関するリスク調査を手掛けるアクティブ株式会社が、その知見を盛り込んだコンテンツの配信サービス『取引審査ビルドアップ講座』を創設しました。
反社チェック(コンプライアンス・チェック)、マネー・ロンダリング対策(AML)、与信管理(信用調査)、不正検知(違法キック・バック対策等)などに従事する審査パーソンが強化すべき「相関図思考」と「コミュニケーション」を意識した動画コンテンツを会員限定の視聴サイトで配信していくサービスです。
本講座は、審査パーソンの横断的分析力を強化し、ひいては会員様の取引審査部門の社内における信頼性やプレゼンスを向上させていくことを目的としています。一緒に、取引審査の高みを目指しましょう!
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取引審査部門が牽制力(けんせいりょく)に裏付けられた信頼性を持つためには「調査力」と「コミュニケーション」を促進しなければなりません。この二つの要素を高める有効な武器となるのは「相関図」です。相関図分析は、取引関係者の周辺背後の人的関係性からリスクを分析する手法です。
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相関図を描く過程では、隠れたリスクを探索しようとする意識が醸成されます。特に稼働実体がない、すなわち信用調査会社等にデータがないペーパーカンパニーこそ、人脈上の重要な接合点となることがあります。これを、クリティカル・コネクターと呼んでいます。クリティカル、すなわち決定的に重要な、コネクター、接合点、という意味です。そして、このクリティカル・コネクターから派生する重要人物への重要なリンクを、クリティカル・リンクと呼びます。このクリティカル・コネクターとクリティカル・リンクの探索こそ、取引審査における調査の本質であり、そのためには登記に関する基本知識や情報源などについての理解が必要となります。こうした手法や知識についても共有可能な範囲(再現可能性がある範囲)で本講座でご紹介します。
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相関図に基づく分析結果はリスクが可視化されますので、取引申請部門に対してフィードバックする際に、説明が容易となり、議論が促進される(コミュニケーション)効果が期待できます。
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本講座では審査部門と現場(営業部門等の取引申請者)とのコミュニケーションも劇場化し、現場との折衝経験の浅い審査パーソンの経験値を疑似的に高めることにお役立て頂けます。
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取引審査への社会学的知見(返報性・SWT理論など)の活用例もご紹介しますので、現場とのコミュニケーションにおける説得力の補強にお役立て頂けます。
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リスク発生源の当事者(=ワル:反社会的勢力、反市場勢力、マネー・ロンダラー、不正社員等)を主人公としたコンテンツもご用意しています。その手口や思考を疑似体験することで、彼らの視点でも物事を見ることができ、審査における「見立て」力を強化するのにお役立て頂けます。
講座コンテンツ一覧(サムネイル)
現段階でコンテンツを増やす予定はありません(一部を削除する可能性はございます)。